ニコチン入りリキッドについて
ニコチン入りリキッドの成分は?
自分に合うリキッドはどう選べばいい?
など、電子タバコのニコチン入りリキッドついて詳しく解説します。
ニコチン入りリキッドとは
ニコチン入りリキッドとは、電子タバコを吸うために使用される液体にニコチンを添加したものを指します。この味のついたリキッドを電子タバコ本体に注入し、熱で温めて気化させることで発生した水蒸気の香りや風味を味わいます。
ニコチン入りリキッドの成分について
ニコチン入りリキッドの成分は、VG(植物性グリセリン)、PG(プロピレングリコール)、香料、ニコチンで作られています。植物性グリセリンは、柔らかくしっとりとした食感を出すためにパンやお菓子に添加されている天然由来の食品添加物です。同様にプロピレングリコールも食品添加物としてうどんや蕎麦などの麺類や餃子の皮に含まれています。
ニコチン入りリキッドは、紙タバコと比べると非常に安全性が高いことがわかっており、イギリスの保健省は、「電子タバコの有害性は紙タバコの95%少ない」と発表しています。また、イギリスの内科医師会においては、電子タバコはニコチン置換療法や処方薬よりも効果的な禁煙補助剤であることが示されており、有効な禁煙手段として推奨されています。
紙タバコや加熱式タバコと異なり、電子タバコのリキッドにはタバコ葉が使用されていないためタールや一酸化炭素を始めとする多数の有害物質は含まれておりません。そのため、副流煙による健康被害が気になる方、タバコ独特の臭いが気になる方におすすめです。
ニコチン入りリキッドの楽しみ方について
リキッドの楽しみ方は実にさまざまで、タバコ系のリキッドにメンソール系のリキッドを混ぜたり、フルーツ系のリキッドにメンソール系のリキッドを混ぜたりと、ミックスすることで自分の趣向に合ったリキッドを発見することができます。
電子タバコのリキッドは単品でも楽しめますが、数種類のリキッドを混ぜてご自身に合うオリジナルリキッドを作るのも電子タバコの楽しみ方のひとつです。当サイトの豊富なレビューを参考に、ぜひリキッドのミックスに挑戦してみてください。
ニコチン入りリキッドの種類について
電子タバコのリキッドには多種多様なフレーバーがあります。
メンソール系やタバコ系といった紙タバコによくあるフレーバー以外にも、ピーチやアップルなどのフルーツ系、バニラやキャラメルなどのデザート系、エナジードリンクやコーヒーなどのドリンク系、ローズやラベンダーなどのフローラル系、無味無臭のノンフレーバー系、濃厚な煙の爆煙系、滑らかな喉越しが特徴のニコチンソルト系といった幅広いジャンルのフレーバーが存在します。
紙タバコにはない豊富な種類のフレーバーを楽しめることが電子タバコのメリットのひとつです。
ニコチン入りリキッドの選び方について
リキッドを選ぶ際は、味の濃さや煙の量を左右するVG(植物性グリセリン)とPG(プロピレングリコール)の比率に注目しましょう。
VG(植物性グリセリン)は粘度が高く、吸った感じは重めです。豊かな煙が特徴で、雲のようなモクモクとした煙を楽しむ爆煙タイプと呼ばれるリキッドに多く含まれています。そのドロっとした性質からコイルにガンク(燃焼カス)がつきやすく、コイルの消耗が早いため、より早いタイミングでコイルの交換が必要となります。
PG(プロピレングリコール)は粘度が低く、吸った感じはソフトです。VGに比べて煙の量は少なめですが、しっかりとした味わいとキック感(吸いごたえ)が楽しめます。そのサラっとした性質からコイルにガンク(燃焼カス)がつきにくく、コイルのモチがいいため、より高いコスパを求める方におすすめです。
メーカーによってリキッドに含まれるVGとPGの比率が異なるので、お気に入りメーカーを見つける際のポイントにしてみてください。
ニコチン入りリキッドの濃度について
電子タバコリキッドのニコチン濃度と紙タバコのニコチン濃度は、下記の通り比較できます。
- ニコチン濃度 6mg = 紙タバコ 0.153mg相当
- ニコチン濃度 12mg = 紙タバコ 0.356mg相当
- ニコチン濃度 18mg = 紙タバコ 0.608mg相当
- ニコチン濃度 24mg = 紙タバコ 0.911mg相当
- ニコチン濃度 50mg = 紙タバコ 1.89mg相当
電子タバコのリキッドは紙タバコとは違いタバコの葉から製造されておりませんので、あくまでも目安となります。また、同じニコチン濃度のリキッドでも、お使いの電子タバコによって感じ方は異なります。ニコチン入りリキッドが初めての方は、低い濃度から試すことをおすすめします。
ニコチン濃度は、異なるニコチン濃度のリキッドを混ぜることで調整することができます。より自分に合ったリキッドにするために、リキッドを混ぜてカスタマイズしてみましょう。