ロンドン大学が発表!電子タバコには禁煙を補助する効果がある【翻訳】
安全性や受動喫煙や禁煙について
2021年03月16日
2021年3月10日(火)、イギリス有数の名門大学であるキングス・カレッジ・ロンドンが、電子タバコはニコチン置換療法や薬物療法などの他の禁煙方法よりも禁煙に効果的であることを結論づける研究結果を発表しました。その発表内容の翻訳をご紹介させていただきます。
電子タバコを日常的に使用することで、喫煙者の禁煙を支援する「明確な効果」が得られる
禁煙の日である3月10日(火)にキングス・カレッジ・ロンドンから発表された新しい研究では、禁煙のために電子タバコを毎日使用することの「明確な利点」が強調され、ニコチン置換療法や薬物療法などの他の禁煙方法と比較してその有効性が支持されていると示しています。
英国では近年、喫煙者の数は減少し続けていますが、タバコの喫煙は依然として様々な疾病原因の第1位であり、英国内では2019年に約75,000人が喫煙原因で死亡しています。
電子タバコが登場してから10年以上経ちますが、禁煙に効果があるかどうかの証拠はまだ限られています。最近の研究では、結果に一貫性がなかったり、電子タバコの使用頻度や種類が禁煙の試みに与える影響などの重要な要素が測定できていなかったりしています。
本研究の筆頭著者である、キングス・カレッジ・ロンドンの国立アディクションセンター・研究員Martín McDermott博士は次のように述べています。
「電子タバコを日常的に使用することで、何も対処しない場合に比べて禁煙の手助けになることがわかっています。これらの結果は、電子タバコがニコチン置換療法や処方薬よりも効果的な禁煙補助剤であることを示す、これまでの研究結果と一致しています。」
さらに、「追跡調査で、特に詰め替えタイプはより散発的な使用が多いため、完全な禁煙に結び付きにくいことが判明しており、電子タバコの使用頻度を定期的に測定することが重要になります。」と付け加えています。
Cancer Research UKが資金提供した研究では、喫煙者、調査前1年以内に禁煙した元喫煙者、電子タバコ使用者を含む、1,155人以上を対象としたオンライン調査のデータを分析しました。
2012年から2017年にかけてデータを収集し、電子タバコの使用で、最初の約1ヵ月間の禁煙と、その後の追跡調査期間の禁煙補助効果を分析しました。
この研究は、雑誌「Addiction」に掲載され、この研究によると、詰め替え可能な電子タバコを毎日使用して禁煙した人は、禁煙補助剤を全く使用しなかった人に比べて、1ヶ月間タバコを吸わないで済む確率が5倍以上高いことがわかりました。
同様に、使い捨てやカートリッジ式の電子タバコを毎日使用している人は、何も使用していない人に比べて、1ヶ月間禁煙する確率が3倍高くなりました。
キングス・カレッジ・ロンドン国立アディクションセンターのリーダー、レオニー・ブロッセ博士は次のように述べています。
「電子タバコが最も効果的な禁煙補助剤の一つであると確信しています。」また、「詰め替え可能な電子タバコで、ユーザーが有害物質や高濃度のニコチンを自分で添加できる可能性をWHOが懸念しているようですが、特に詰め替えタイプは、毎日使用することで非常に効果的な禁煙補助剤となることを示しており、この証拠を今後の使用に関するガイダンスに反映させるべきです。」と付け加えました。
電子タバコの日常的な使用は、ニコチン置換療法、ブプロピオンやバレニクリンなどの薬物療法、またはその他補助手段の組み合わせなど、エビデンスに基づく他の禁煙方法よりも高い効果を示しました。
その後の追跡調査では、電子タバコ以外のいずれの方法も完全に禁煙することはできませんでしたが、全く支援を受けなかった場合と比較して、2次調査では処方薬は少なくとも1カ月間の禁煙達成ができたと報告されています。
この記事を見ますとやはり、当サイトも10年以上、電子タバコをご紹介してきましたがきっと禁煙や減煙、またはご家族やご友人などへの副流煙などの対策にも少しはお役に立てているのかと思っております。
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