電子タバコ用語辞典受動喫煙(じゅどうきつえん)
紙巻きタバコに火をつけた時に立ち上る煙や、喫煙者が喫煙により吐き出した煙である副流煙(ふくりゅうえん)を非喫煙者の意思とは関係なく吸い込んでしまうことを指します。
自分の意思とは関係なく副流煙を大量に吸い込んでしまっている非喫煙者は、結果的に受動喫煙している状態と変わらず、その期間が長くなるほど喫煙による健康被害のリスクは増加すると言われています。
副流煙には喫煙者が吸い込む主流煙に比べて、発がん性物質などの有害物質がより多く含まれていると言われています。
主流煙と比較すると、副流煙に含まれるニコチンは2.8倍、タールは3.4倍、一酸化炭素は4.7倍とも言われるほどです。
受動喫煙を長く続けてしまうと、肺がん・脳卒中・虚血性心疾患・肺機能の低下・乳幼児突然死症候群(SIDS)・糖尿病・心筋梗塞・動脈硬化・流産・低出生体重児・喘息・中耳炎など、さまざまな健康被害を受ける恐れが高くなり非常に危険です。