電子タバコ用語辞典電子タバコ(でんしたばこ)
電気を使って吸うタイプのタバコであり、本体には変霧器というアトマイザーとバッテリー、カートリッジでできた3ピースのほか、アトマイザーとバッテリーが一体化したカトマイザーとカートリッジでできた2ピースがあります。
電子タバコは、従来の紙巻きタバコとは違い火を使わないことが大きな特徴であり、バッテリーの電力をアトマイザーに通電して、カートリッジに入ったリキッドを気化して発生する煙(ミスト)を吸い込み、リキッドそれぞれの香りや味などを楽しみます。
電子タバコの先進国であるアメリカでは、VAPE(ベイプ)と呼ばれて、スタイリッシュな嗜好品として若者を中心に浸透しています。
サーフィンやスケボーといったストリートカルチャーが浸透しているカリフォルニア州では、VAPEカルチャーとして人気があり、至るところにVAPE専門店やVAPEバーなどが点在しています。
日本ではニコチン入りの電子タバコ用リキッドの販売が薬事法で禁止されていますが、個人輸入業者を利用してアメリカ製のニコチン入りリキッドを手に入れることができます。
尚、イギリスでは、VAPEは従来の紙巻きタバコより有害性が95%少ないという研究結果をもとに、「医師により書かれた処方箋があればニコチン入りの電子タバコを購入できる」とし、「禁煙補助」を目的とした医療品として電子タバコがイギリス政府から認可されています。