電子タバコはコスパ最強!紙巻きタバコ・加熱式タバコとの比較
電子タバコ関連について
2022年07月01日
喫煙者の肩身はどんどん狭くなってきています。紙巻きタバコも加熱式タバコも値上げが繰り返され、「人より税金を多く払っているのになんで?」などと文句を言いたい喫煙者の方も大勢いらっしゃることと思います。
しかし、時代の流れには逆らえません。紙巻きタバコも加熱式タバコも実際、高いですし、健康に害があることは否定できないところです。
そこで考えて欲しいのが電子タバコ(Vape)への移行です。電子タバコ(Vape)はリキッドを熱して、その蒸気を吸引する喫煙具ですが、従来のタバコ製品のようにニコチンやタールは含まれていません。紙巻きタバコや加熱式タバコと比較すると、本体、リキッドも含め、コストは格安です。
ただ残念なのはまだ日本では電子タバコ(Vape)=加熱式タバコだと。同じだと思われていて特にニコチン入りリキッドを個人輸入できることが知られていません。
このコラムでは、電子タバコ(Vape)と紙巻きタバコ、加熱式タバコを比較しています。そろそろ紙巻きタバコや加熱式タバコを卒業しようと考えている方は、ぜひ読んでみてください。
電子タバコは、紙巻きタバコよりも加熱式タバコよりも有害性が低いことは、ほぼ間違いないはずです。電子タバコを利用して禁煙するために、何が大切なのかまとめてみました。
紙巻きタバコ・加熱式タバコ・電子タバコ、それぞれの定義
さすがに紙巻きタバコについては皆様ご存じかと思いますが、まだ、もしかしたら加熱式タバコと電子タバコ(Vape)の違いがよくわからないという方もいらっしゃるかもしれません。まずは、確認の意味も込めて、それぞれどんなものなのか説明します。
紙巻きタバコ
紙巻きタバコは、英語で言うと「Cigarette(シガレット)」。タバコの葉を紙で細く巻いたもので、現在はフィルターがついているものが一般的です。
紙巻きタバコの喫煙が一般的になったのは19世紀のこと。タバコのルーツは南米だといわれています。先住民がタバコの葉を木の葉で巻いていたものが、ヨーロッパへと伝わり紙で巻く現在と同様の喫煙方法が生まれました。その昔は手巻きが主流でしたが、19世紀に巻き上げ機が作られたことで、急速に紙巻きタバコが世界に広まりました。
フィルターシガレットは、タバコの葉である「刻み」、フィルター部を構成する「フィルター」と「チップペーパー」、タバコの葉を包む「巻紙(まきし)」により作られています。
刻みは銘柄によりそのブレンドが変えられています。日本で販売されているタバコの場合、「アメリカン」「バージニア」「ドメスティック」の3種類のブレンドがあります。ここに銘柄を特徴づける味や香りをつけるために香料を使います。香料は、味や香りを整えるだけではなく、タバコ独特のニオイを抑えるために使われることもあります。
フィルターは、アセテートという繊維で作られるのが一般的です。なかにはフィルター内に活性炭が入れられたものもあります。フィルターもタバコの風味を決める要素のひとつです。
巻紙は、木材や麻をメインに作られています。最近の紙巻きタバコの中には副流煙を少なくするために、高度な技術により灰の中に煙を閉じ込める工夫がなされているものもあるようです。
ご存じのように、紙巻きタバコにはタールとニコチンが含まれています。タールには多くの発がん性物質が含まれていると考えられています。ニコチンそのものに発がん性物質は含まれていないのですが、ニコチンは体内に取り入れることで発がん性物質に変化することが確認されています。また、ニコチン最大の問題は「依存」です。このニコチンが、「なかなか禁煙できない」という依存を引き起こしています。
加熱式タバコ
加熱式タバコは、火をつけて喫煙する紙巻きタバコとは異なり、専用の加熱機器を使ってタバコの葉やタバコの葉で作られた加工品を熱し、その蒸気を喫煙するスタイルの、これまでとはまったく異なるタバコです。
加熱式タバコを紙巻きタバコからの移行先と考えている方もいらっしゃると思いますが、多くの方が違和感を覚えるのがその「吸いごたえ」の部分です。
加熱式タバコには、大きく分けると「低温加熱式」と「高温加熱式」という2つの加熱方式があります。
低温加熱式の加熱式タバコは、タバコの葉をダイレクトに加熱するのではなく、リキッドを加熱して、発生した蒸気を葉に通す仕組みになっています。そのため、よく言われる「ガツンとくるタバコ感」や「吸いごたえ」といった面で紙巻きタバコ派の人は不満を覚える可能性があります。「プルーム・テック」が、この低温加熱式の代表格です。
一方、高温加熱式の加熱式タバコは、タバコの葉を加工したスティックを、ヒーターで直に加熱して蒸気を発生させます。そのため、紙巻きタバコを思わせるタバコ感や吸いごたえを感じられます。「アイコス」や「プルーム・エックス」が、この高温加熱式の代表格です。
加熱式タバコにも、紙巻きタバコ同様、ニコチンやタールが含まれています。しかし、タールに関しては、葉を燃やすわけではないので発生しません。これは、紙巻きタバコとの大きな違いだといえます。加熱式タバコで喫煙する際もニコチンを摂取することになりますので、ニコチン依存になる可能性は否定できません。
電子タバコ(Vape)
電子タバコ(Vape)は、ベイプ(Vape)とも呼ばれる喫煙具です。
タバコとはいうものの、タバコの葉を使用するわけではなく、通常はリキッドをヒーターにより加熱することで蒸気を発生させる仕組みになっています。
紙巻きタバコや加熱式タバコとは異なり、タバコの葉を使わないので蒸気にはニコチンもタールも含まれません。リキッドは、人体に取り入れてもまったく問題のない、食用可能な成分が使われています。
日本では法律により国内での流通が認められていませんが、ニコチンが含まれているリキッドは海外では広く出回っているので、当サイトのような個人輸入代行業者から個人輸入して個人使用する分にはまったく問題がありません。
加熱式タバコと電子タバコ(vape)の違い
重複しますが、加熱式タバコと電子タバコのもっとも大きな違いは、「タバコの葉を使うか使わないか」というところです。
加熱式タバコはあくまで「タバコ」であり、電子タバコ(Vape)はタバコではありません。
実は、電子タバコ(Vape)は日本の法律でも明確にタバコとは考えられておらず、正確に言うと電子タバコの加熱用デバイスは「医療機器」に分類されます。
加熱式タバコのデバイスは「たばこ用具」ですので、まったく違うものであることがわかっていただけるのではないでしょうか。
紙巻きタバコ・加熱式タバコ・電子タバコのコスト比較
紙巻きタバコと加熱式タバコ、そして電子タバコのコストを比較してみたいと思います。
紙巻きタバコの年間コスト
紙巻きタバコは、ほとんどの銘柄が600円程度の価格に設定されています。1ヶ月約18,000円。年間にすると、219,000円です。年間22万円前後となると、現在の給与水準を考えても、この額をタバコに費やせる人は、そう多くはないのではないでしょうか?紙巻きタバコは、喫煙者にとってはもっとも満足できるものであることは間違いありません。ライターさえあれば、すぐに吸えることも紙巻きタバコの魅力的な部分ではありますが、やはりコストを考えると、いくらタバコが好きでも禁煙を決意する人が出てくることは容易にわかります。
加熱式タバコの年間コスト
加熱式タバコを吸うのに必要なのは、アイコスなどの加熱デバイスとスティックです。加熱デバイスのスターターキットの価格は、3,000円台からございますが、これは初期費用です。スティックの価格は600円程度と紙巻きタバコ1箱と同様です。スティックは20本入りのものが多いのですが、本数を減らして価格を下げている銘柄もあります。紙巻きタバコのほかにデバイスのお金がかかりますが、年間のコストは22万円前後と、紙巻きタバコとあまり変わりません。
電子タバコの年間コスト
電子タバコを喫煙する場合に必要なのは、加熱デバイスとフレーバーつきのリキッド、そして消耗品のコイルです。加熱式タバコ同様、デバイスの価格帯は広く、1,000円台のものから10,000円程度のものまでさまざまです。リキッドは30ml入りで2,500円が相場。リキッドが60mlあれば、1ヶ月は喫煙できます。月に5,000円分リキッドを購入するとして年間で60,000円。そのほかにコイル代として月に1,000円程度みると、年間で12,000円。電子タバコなら、年間のコストはたったの72,000円で済みます。初期費用として1,000円程度の加熱デバイスを用意すれば合計73,000円です。紙巻きタバコや加熱式タバコの場合は年間コストが約22万円ですから、電子タバコのコスパがいかに優れているかわかっていただけるのではないでしょうか。
紙巻きタバコや加熱式タバコから電子タバコに変えるメリット
紙巻きタバコにしても加熱式タバコにしても、喫煙者の方がこれらを卒業して電子タバコ(Vape)に変えることには大きなメリットがあります。
日本はおろか、世界中で禁煙が当たり前になってきており、ニコチンやタールが基本的に含まれていない電子タバコ(Vape)に変えれば「禁煙」したに近い状況に置かれることになります。
実際、海外の研究によると、電子タバコ(Vape)には健康に害を及ぼす要素は見つからず、長期的に吸っても健康に問題がないという結果が、イギリスの科学専門誌「ネイチャー」に掲載されました。
電子タバコ(Vape)に関する研究は、紙巻きタバコの研究と比較して数が少ないことはたしかですが、長期的な研究においてこのような結果が示されたことは、電子タバコの愛好家や、これから電子タバコに移行しようという方にとって、とても心強いものではないでしょうか。まずは紙巻きタバコや加熱式タバコを電子タバコに変えるメリットについて考えてみましょう。
電子タバコを禁煙に利用する
電子タバコは、先ほどもご紹介したとおり、イギリスでは禁煙のために利用されています。ただし、電子タバコが禁煙につながるか、はっきりとしたデータがあるわけではありません。
日本でも、電子タバコを利用した禁煙についての研究があるようですが、確たる結論には至っていないようです。電子タバコが誕生してからそれほど時間が経っていないので、時間をかけた研究自体、数が少ないことはしかたのないことです。とはいえ、ニコチンもタールも含まれ、しかも経済的な負担になる紙巻きタバコを、もちろん好きだけれどもなんとか止めたいと考えている喫煙者の方は少なくないので、有効な禁煙方法について、電子タバコの利用を含め、考えていくことが必要なのではないでしょうか?
禁煙できる
電子タバコ(Vape)でも蒸気による煙は出るため禁煙というと正しくないかもしれませんが、少なくとも電子タバコのリキッドにタールは基本的に含まれていません。先に触れた研究によれば、電子タバコは紙巻きタバコとの比較で約95%、リスクが少ないとのこと。
つまり、これまで紙巻きタバコや加熱式タバコを吸っていた方は、電子タバコに移行することで健康リスクを大幅に減らせるほか、煙の風味を味わいつつも禁煙できるのです。
実際、イギリスではこれまで禁煙しようとトライしてもなかなか禁煙できなかった人たちのために電子タバコが禁煙補助具として認められており、場合によっては処方されています。
日本国内では法律により販売が認められていませんが、海外ではニコチン含有のリキッドがメインであり、なかなかニコチンから離れられない方でも、ゆっくりと禁煙へと移行できるように環境が整えられています。
ただし、これで禁煙できるわけではないことに注意が必要です。後ほど、電子タバコに移行することによる禁煙についても解説します。
節約できる
毎年のように値上がりする紙巻きタバコや加熱式タバコと比較して、電子タバコ(Vape)は値上がりとはほとんど無縁です。本体を手に入れなければならないため、加熱式タバコと同様、初期費用はある程度かかりますが、リキッドの価格が安いので、ランニングコストは紙巻きタバコや加熱式タバコと比較するとかなり安くなります。
現在、紙巻きタバコは銘柄にもよりますが600円以上します。加熱式タバコのスティックも、ほとんどが600円です。
電子タバコのリキッドは、30ml入りで2,500円台で販売されているものがほとんどですが、紙巻きタバコや加熱式タバコよりも圧倒的に燃費に優れています。1ヶ月で60mlほどの消費ですから、紙巻きタバコや加熱式タバコとは比較にならないぐらいコスパに優れています。
ヤニで部屋が汚れない
紙巻きタバコに含まれるタールはクロスや天井にこびりついてしまいます。一度タバコのヤニがこびりついてしまうと、拭き掃除をしてもなかなか取り除けないので、リフォームをするまでそのまま…という家もきっとあるはずです。このタールは、加熱式タバコには少量含まれる程度ですが、やはり部屋を汚してしまうことには変わりません。
電子タバコ(Vape)にはタールがまったく含まれていないので、部屋を汚すことがありません。部屋をきれいに保ちたいのなら、禁煙されて電子タバコに移行することをおすすめします。
ニオイが気にならない
タバコ葉を使用し、ニコチンやタールが含まれている紙巻きタバコや加熱式タバコは、どうしてもタバコ臭が強くします。それがタバコの魅力でもあるのですが、タバコを吸わない人たちにとっては不快なことこの上ありません。喫煙者の方で、あからさまに「煙たがられた」という経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
電子タバコの場合はフレーバーを楽しみます。タバコの成分は含まれていないため、香りつきの蒸気が出る程度で、タバコを吸わない人にも不快な思いをさせることはほとんどありません。
最初はニコチン入りのリキッドを選ぶ
紙巻きタバコから電子タバコに移行すると、これまで体内に取り込んでいたニコチンがゼロになるので、ニコチンへの欲求が大きく出てしまう可能性があります。こうなってしまうと、タバコに火をつけてしまうかもしれないので、絶対に避けなければなりません。
できれば、紙巻きタバコを完全に止めてから電子タバコに移行するのではなく、紙巻きタバコの本数を減らしつつ、電子タバコに移行するようにしましょう。
よく「ついつい吸ってしまう」という人がいますが、これは喫煙の習慣化です。特に吸いたいわけでもないのに吸ってしまう紙巻きタバコを電子タバコに変えるだけでも最初はいいでしょう。
今の世の中は紙巻きタバコを吸える場所が限られているのはご存じのとおり。それならば、あえて外に紙巻きタバコを持ち出すことは止めて、代わりに電子タバコを携帯してはいかがでしょうか?海外からニコチン入りのリキッドを個人輸入すれば、ニコチンへの欲求が高まってしまったとき、電子タバコでニコチンを取り入れることも可能です。このようにだんだん電子タバコに移行して、ニコチンなしのリキッドでも満足できるようになれれば理想的です。
ニコチン入りからのどごしへ移行
電子タバコ(Vape)の愛好者の多くが、蒸気の「のどごし」を魅力に感じているようです。紙巻きタバコの「吸いごたえ」と重なるこの言葉。電子タバコは、リキッドによりフレーバーやのどごしが異なります。
禁煙につなげたい方は、リキッドのニコチンを減らしながらも、タバコ系のフレーバーを選ぶと、大きなストレスを感じずに済むでしょう。
蒸気の量で満足感を得る
蒸気の量で満足につなげるというアイデアもあります。蒸気を多く発生させる「爆煙」タイプのデバイスは、満足感を得るのに最適な選択肢です。蒸気の量が増えると、ニコチンが入っていないリキッドでも、一定の満足感は味わえるはずです。蒸気の量は、デバイスの内部にあるコイルをモディファイしたり、リキッドを変えたりすることでも変わります。ベストな組み合わせを見つけられれば、禁煙への道もスムーズになります。
紙巻きタバコからの移行に最適な電子タバコの魅力
電子タバコは、ニコチン入りのリキッドやタバコ系のフレーバー、爆煙などにより禁煙のアシストをしてくれます。しかし、電子タバコには、さらに多くの魅力が備わっているのでご紹介しておきましょう。
マニア心をくすぐってくれる
電子タバコはマニア心をくすぐります。もちろん、すべての電子タバコに共通するわけではありません。しかし、たとえば、オプションパーツが用意されているデバイスもありますし、コイルを変更することで爆煙タイプにモディファイすることが可能なデバイスもあります。このような特徴に、マニア心をくすぐられると感じる人は少なくないようです。
豊富なフレーバー
電子タバコには、紙巻きタバコや加熱式タバコを大きく凌駕する豊富なフレーバーがそろっています。タバコ系やメンソール系など、タバコ感覚のフレーバーもありますが、ほかにドリンク系やフルーツ系など、これまでのタバコ製品には少なかったフレーバーも、電子タバコなら手軽に楽しめます。リキッドなので、お気に入りのフレーバーをミックスしてオリジナルフレーバーを作ることも可能です。
まとめ
紙巻きタバコ、加熱式タバコ、そして電子タバコ(Vape)を、特にコストの面で比較しました。世の中の禁煙圧力、そして健康志向の高まりは、喫煙者にとっては苦しいことかもしれません。タバコ製品の値上げも続き、耐えに耐えてきたけれども禁煙しなければならないという方もいらっしゃるでしょう。
電子タバコは、タバコ製品と比較すると圧倒的にコスパに優れています。個人輸入でニコチン入りのリキッドもかんたんに手に入るので、禁煙への第一歩を踏み出すなら、電子タバコがおすすめです。
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