たばこ税の推移と歴史を徹底解説【2024年版】増税の背景と電子タバコへの影響
電子タバコ関連について
2026年04月26日
「たばこ税ってそもそも何?」「なぜこんなに値上がりするの?」——タバコを吸う方なら誰もが感じる疑問に、歴史から最新動向まで丁度よくお答えします。
たばこ税とは?仕組みをわかりやすく解説

タバコの販売価格のうち、約6割が税金です。これだけを見ても、いかに税負担が大きいかがわかります。
タバコにかかる税金は「たばこ税法」に基づいており、タバコの製造業者が納税義務を負う仕組みになっています。税金には大きく分けて次の3種類があります。
たばこ税の3つの種類
| 税の種類 | 徴収先 | 主な使途 |
|---|---|---|
| 国たばこ税 | 国 | 国の一般財源(国税収の約1.8%) |
| 地方たばこ税 | 都道府県・市区町村 | 地方の一般財源(地方税収の約2.7%) |
| たばこ特別税 | 国 | 旧国鉄等の債務返済目的 |
これら3種類を合わせて「たばこ税」と総称します。さらに消費税も上乗せされるため、タバコ1箱の価格に占める税金の割合は非常に高くなっています。
たばこ税の多くは福祉・教育・公共施設の整備などに活用されており、社会インフラを支える重要な財源となっています。一方で、増税が続くことで喫煙者の家計負担は年々増大しており、禁煙や電子タバコへの移行を検討する方も増えています。
総称としてのたばこ税
これらの国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税を総称して「たばこ税」と呼んでいます。この税金構造により、タバコ1箱の価格には多額の税金が含まれており、値上げ時には喫煙者の家計に直結した負担増となるのです。
こうした背景を踏まえ、たばこ税の負担や健康面を考慮し、禁煙や電子タバコ(Vape)への移行を検討する喫煙者も増えています。
たばこ税の歴史——明治から令和まで

始まりは明治8年「煙草税則」
日本のたばこ税の歴史は、**1875年(明治8年)の「煙草税則」**が正式な起源とされています(国税庁も公式に認めています)。それ以前も各地で独自の課税が行われていましたが、煙草税則によって全国統一のたばこ税制度が整備されました。
当時のたばこ税は「煙草営業税」と「製造煙草税」の2種類でした。
- 煙草営業税:卸売業者に年額10円、小売業者に年額5円を課税
- 製造煙草税:定価に応じた段階課税(印紙納税方式)
ただし印紙を貼らずに販売する業者も多く、徴収率は低かったとされています。明治8〜15年の煙草税平均歳入は年間24〜25万円ほどでした。
日清戦争後に主要財源へ
日清戦争後、たばこ税は国の有力な財源へと成長します。1896年(明治29年)には煙草税則が廃止され「葉煙草専売法」が制定。さらに1904年(明治37年)の日露戦争時には、軍事費調達を目的としてたばこの完全専売制が導入されました。
販売は大蔵省(現・財務省)が担い、1949年(昭和24年)からは日本専売公社に引き継がれました。
現在の「たばこ税」になったのは1989年(平成元年)
現行の「たばこ税」という名称と制度が確立したのは**1989年(平成元年)**です。その後、社会情勢の変化に合わせて以下のように増税が繰り返されてきました。
| 時期 | 主なできごと |
|---|---|
| 1998年(平成10年) | たばこ特別税が創設(旧国鉄・国有林野の債務返還目的) |
| 2018年(平成30年) | 5年間の段階的増税スタート |
| 2022年(令和4年)10月 | 加熱式タバコのみ値上げ(銘柄により10〜30円) |
| 2024年(令和6年)10月 | JT・フィリップ・モリス・BATジャパンが一斉値上げ |
タバコの主な種類と特徴
タバコには以下の8種類があります。それぞれの特徴を簡単に整理します。
- 紙巻きタバコ(シガレット):タバコの葉を細かく刻んで紙で巻いたもの。最も一般的。
- 加熱式タバコ:IQOS・glo・Ploom Xなど。電気で加熱し煙を発生させる。
- 電子タバコ(VAPE):タバコの葉を使わず、リキッドを加熱して蒸気を吸う。
- 葉巻タバコ(シガー):タバコの葉で刻み葉を巻いたもの。
- 水パイプタバコ(シーシャ):水を通した煙を吸う。中近東で普及。
- パイプ・キセル:パイプの火皿に葉を詰めて吸う伝統的な喫煙方法。
- 手巻きタバコ:「シャグ」と呼ばれる葉を自分で巻く。コストが安い。
- 無煙タバコ:煙を出さず、口・鼻に含んで使用する。嗅ぎたばこ・噛みたばこの2種類。

紙巻き・加熱式・電子タバコの税金の違い
電子タバコ(VAPE)はたばこ税がかからない
電子タバコはタバコの葉を使用していないため、法律上「タバコ製品」には該当しません。そのためたばこ税の課税対象外となっています。有害物質のタールも含まれておらず、ニコチン含有量も製品によって調整可能です。
紙巻きタバコや加熱式タバコの値上げが続く中、コスト面・健康面の両方から電子タバコへの注目が高まっています。
加熱式タバコの税金:銘柄によって大きな差
加熱式タバコはかつて紙巻きタバコより低い税率が適用されていましたが、2018年から段階的に見直しが進み、2022年には紙巻きタバコと同水準の税率が適用されるようになっています。
| 銘柄 | 1箱あたりのたばこ税 | 税率 |
|---|---|---|
| アイコス(IQOS) | 約192円 | 約49% |
| グロー(glo) | 約120円 | 約36% |
| プルーム・テック | 約34円 | 約15% |
アイコスとプルーム・テックでは税額に約3倍もの差があります。
2024年10月:大手3社が一斉値上げ
2024年10月1日から、主要タバコメーカー3社が加熱式タバコ製品を値上げしました。
- JT(日本たばこ産業):プルーム・テックX・Xなど主要銘柄を1箱あたり約20円値上げ
- フィリップ・モリス:アイコス用マールボロ・ヒートスティック・ヒーツシリーズなどを平均約20円値上げ
- BATジャパン:グロー用「ネオ」「ケント・ネオスティック」などを1箱あたり20〜30円値上げ

1ヶ月のコストを比較:紙巻き・加熱式・電子タバコ
1日1箱を目安にした月間コストの参考比較です。
| 種類 | 1箱あたりの目安価格 | 月間コスト(目安) |
|---|---|---|
| 紙巻きタバコ | 約580〜650円 | 約17,400〜19,500円 |
| 加熱式タバコ | 約550〜600円(スティック) | 約16,500〜18,000円 |
| 電子タバコ(VAPE) | 初期費用+リキッド代のみ | 約3,000〜8,000円 |
電子タバコはたばこ税がかからないため、年間コストで見ると紙巻きタバコと比較して数万円以上の節約になるケースも少なくありません。
電子タバコは実はタバコではない?
電子タバコはタバコの葉を使用していないため、厳密にいうとタバコとして扱われていません。日本国内ではタバコ製品として販売されていないのです。国によっては電子タバコをタバコとして扱っている国もあります。

今後のたばこ税はどうなる?
2018年から始まった段階的増税の流れは継続しており、今後も紙巻きタバコ・加熱式タバコの価格上昇が見込まれます。一方で、値上げによって喫煙者数が減少すると税収自体も目減りするというジレンマも生じています。
社会全体の禁煙推進・分煙化が進む中、たばこ税をめぐる政策の行方は引き続き注目されています。
まとめ
- たばこ税は国税・地方税・特別税の3種類で構成され、販売価格の約6割を占める
- 歴史は明治8年(1875年)の「煙草税則」に始まり、現在の制度は1989年に確立
- 加熱式タバコは2022年から紙巻きタバコと同水準の税率が適用されている
- 2024年10月に大手3社が一斉値上げを実施
- 電子タバコ(VAPE)はたばこ税の課税対象外のため、コスト面で大きなメリットがある
値上げが続くタバコに代わる選択肢として、電子タバコへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。


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