【2021年版】たばこ値上げ後の価格は?ブランドごとに徹底解説!Part1
電子タバコ関連について
2021年09月16日
昨今、タバコの値上がりが続いていますが、今後のたばこ値上げ後の価格はどうなっていくのでしょうか?ここでは、タバコ増税に伴うタバコ値上げの現状と共に、禁煙対策が進む中での電子タバコの有効性についてお届けします。
タバコが値上がりした背景
まず、タバコ業界全体が値上がりしている背景について見ていきましょう。
WHOが提示しているタバコに関する内容
現在、WHOの「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」では、
・タバコ消費を減らしていくために、課税政策や価格政策を実施すること
・免税のタバコに関しては、国を移動して販売や輸入を禁止、制限すること
などが述べられています。
タバコの規制によって自国の保健を守るために、価格や課税に関する措置、選択、維持を行うことが示されています。タバコの値上げによって、喫煙場所なども限られてきており、一層厳しいタバコ環境が進んでいます。
しかし、その理由には、国民の健康を守ることに重点が向けられており、ここ10年の間でタバコの値上がりは年々進んできているのが現状です。
タバコ値上げの具体的な理由
タバコの値上げは、喫煙防止や禁煙率アップに繫がることから、確実にタバコ消費を抑えられるとして、世界各国で実証されています。日本も同様、WHOの「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」で最優先される政策として位置付いています。
日本のタバコ価格は世界的に見ても価格が安いため、低所得者や未成年の若者でも容易に購入できてしまいます。価格を上げることによって禁煙動機のきっけかに繋げていく目的もあるようです。また、タバコ自体の価格を上げることで税収増加を見込んでいるといった目的もあるようです。
いずれにしても、タバコは吸う年齢や本数などは健康上気を付けていくことは大切です。
日本でのタバコ税は年間約2兆円の安定財源といわれていますが、喫煙者の超過医療費は年間 1兆8000億円とタバコ税と同等レベルの金額に及んでいます。加えて、労働力損失、火災・清掃関連などの社会損失は、4 兆3000億円となっており、税収を上回る結果となっています。
そのため、価格政策は社会損失を減らすことへの期待もあるといえるでしょう。
値上げすることで期待している効果
タバコの価格アップは、成人者をはじめ、青少年や低所得者層の喫煙消費の減少目的があります。社会全体として、医療費抑制や労働生産性の向上なども狙いもあるようです。喫煙が原因で病気の罹患があったり、死亡する方を減少したり、健康維持へ期待も込められています。
海外におけるタバコの値上げ効果に関しては、南アフリカでは、タバコ1 箱当たりの価格約7ランド(約53円)から約20ランド(約151円)への値上がりを実施し、タバコ総販売量を 1/3 に減少させた報告があります。1人当たりの消費量を50%減少させ、成人者の喫煙率も25%減少させる結果となったようです。
一方、タバコの税収は消費減少に反比例して、約9倍の増加があったようですが、タバコの総販売量が1/3に減少しており、内訳は約40%が禁煙、約60%が喫煙本数の減少と報告されています。
このような禁煙効果は、南アフリカはもちろん、ヨーロッパなどの先進国でもみられており、世界的にも健康のための禁煙対策がいろいろ講じられているようです。
加熱式タバコ(IQOS, PloomTech, glo)と紙タバコの値上げ
ここでは、加熱式タバコ(IQOS, PloomTech, glo)と紙タバコの値上げの現状を見ていきましょう。
① 加熱式タバコ(IQOS, PloomTech, glo)
《IQOS(アイコス)》
IQOS は、アメリカのタバコメーカー「PM(フィリップ・モリス)社」が販売する加熱式タバコです。
ヒートスティック(IQOS/アイコス)
2018年:500円(+40円)
2019年:520円(+20円)
2020年:550円(+30円)
2021年:580円(+30円)
ヒーツ(IQOS/アイコス)
2018年:470円(+40円)
2019年:470円
2020年:500円(+30円)
2021年:530円(+30円)
ヒートスティックより価格が少し安いヒーツは、2019年から登場した人気タイプです。
《PloomTech(プルーム・テック)》
PloomTechは、日本のタバコメーカー「日本たばこ産業(JT)」が販売する加熱式タバコです。加熱式タバコのPloom S(プルーム・エス)、たばこカプセルのPloomTech(プルーム・テック)、PloomTech+(プルーム・テック・プラス)対応の「メビウス」「ピアニッシモ」シリーズの50銘柄が一律30円の値上げとなります。
PloomTech(プルーム・テック全般)
2018年:490円(+30円)
2019年:500円(+10円)
2020年:540円(+30円)
2021年:570円(+30円)
《glo(グロー)》
glo は、イギリスのタバコメーカー「BATJ(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン)社」が販売する加熱式タバコです。ロスマンズ、ポールモール、ニューポートなど、世界的に愛されているタバコを販売しています。日本では、iQOSの次に人気の高い加熱式タバコです。
glo(グロー全般)
2018年:490円(+40円)
2019年:500円(+10円)
2020年:520円(+20円)
2021年:560円(+40円)
② メーカー別の紙タバコの値上げ
《PM(フィリップ・モリス)》
ここでは、PM主力のタバコ銘柄の価格推移を見ていきたいと思います。
マールボロ
2018年:510円(+40円) 2019年:520円(+10円)
2020年:570円(+50円) 2021年:600円(+30円)
ラーク
2018年:450円(+40円) 2019年:460円(+10円)
2020年:500円(+40円) 2021年:540円(+40円)
パーラメント
2018年:490円(+40円) 2019年:500円(+10円)
2020年:540円(+40円) 2021年:580円(+40円)
バージニア・エス
2018年:480円(+30円) 2019年:490円(+10円)
2020年:530円(+40円) 2021年:570円(+40円)
《JT(日本たばこ産業)》
ここでは、JT主力のタバコ銘柄の価格推移を見ていきたいと思います。
メビウス
2018年:480円(+40円) 2019年:490円(+10円)
2020年:540円(+50円) 2021年:580円(+40円)
ホープ(10本入)
2018年:250円(+20円) 2019年:260円(+10円)
2020年:280円(+50円) 2021年:300円(+20円)
セブンスター
2018年:500円(+40円) 2019年:510円(+10円)
2020年:560円(+50円) 2021年:600円(+40円)
《BATJ(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン)》
ここでは、BATJ 主力のタバコ銘柄の価格推移を見ていきたいと思います。
ダンヒル
2018年:500円(+40円) 2019年:520円(+20円)
2020年:560円(+40円) 2021年:600円(+40円)
ケント
2018年:450円(+30円) 2019年:460円(+10円)
2020年:500円(+40円) 2021年:520円(+20円)
毎年タバコの値上げが行われている
厚生労働省のタバコ増税政策では、最も確実なタバコ消費抑制とされており毎年政策が実施されています。世界的に日本のタバコ価格は低価格なので、国民の健康維持のためにはタバコ増税は必要と考えられています。
しかし、タバコ税は国益の大切な財源でもあるため、タバコ増税の消費者減少は財源確保の痛手となることも確かです。タバコのニコチン依性で、大きく喫煙者が減らない傾向は挙げられますが、税収は確保できることが見込まれているのも実際です。
タバコの値上げが続くのは、国民の健康と国政の背景が関わっており、確実に消費抑制しつつ税収確保できる政策なのです。そのため、今後もタバコの値上げは行われることが予想されています。
世界的に見ると、オーストラリアは1箱2000円台と、世界で最もタバコ価格が高いです。また、イギリスやカナダは1箱1000円台、フランス、香港、アメリカでは1箱900円台となっています。こうしてみると、日本はまだ低価格であることから、今後も少しずつ値上がりしていくことが予想されています。
時代と共にタバコのスタイルが変わってきている
《吸いたい気持ち・禁煙したい気持ち》
年々、タバコの値上がりが進む現状ですが、「喫煙をやめたくない」と考えている喫煙者は意外に多いことや、その一方で、「喫煙したいけれど止められない」と思っていることもあり、こうした矛盾を抱える喫煙者の方は多いです。
喫煙は、タバコが値上がりしたからといって、すぐに喫煙を止めることはできません。上手く喫煙していくには、穏やかにストレス無く喫煙していけることがベストです。また、できることなら、少し本数を減らしながらも喫煙を楽しみ続けたい方もいるものです。
《画期的な「電子タバコ」の登場》
このような喫煙傾向にある時代に、登場してきた画期的なタバコが「電子タバコ」です。電子タバコと紙タバコの違いは、タバコ葉の使用の有無です。電子タバコは、タバコ葉不使用でありながら、ニコチンも楽しめるタバコになっています。
電子タバコは、有害物質の副流煙が出ないので、周りの方へ副流煙で迷惑をかける心配もありません。また、電子タバコのリキッドはタール無し、吸い殻も出ずエコな製品でもありまます。電子タバコであれば周りを気にせず、タバコを楽しめるとして喫煙者が電子タバコへシフトチェンジする方が増えています。
電子タバコと加熱式タバコ/紙タバコとのコストの違い
禁煙が推奨されている中、画期的な電子タバコの登場で喫煙者の電子タバコへの乗り換えが多くなっています。「一体、電子タバコとはどういうタバコなのか」、ここでは電子タバコの基礎知識についてお届けします。
電子タバコとは
電子タバコは、香り付きの水蒸気を吸引するタバコです。電子タバコにはタバコ葉が使用されておらず、食品添加物と香料を配合させたリキッドを用いたリキッドを加熱させ、そこから出る水蒸気を吸引します。基本的にリキッドにはニコチンやタールが含まれていません。
また、海外製のものはリキッドにニコチンが含まれているタイプもありますが、日本で販売されているものは法律によって販売できないため、全てのリキッドはニコチンやタールが入っていません。ニコチンが含まれているタイプのものは、海外から当サイトのような個人輸入代行サイトを通して取り寄せることができます。1ヶ月あたりの個人の目安使用量である120ml以内であれば個人輸入が認められており、法に抵触することはございません。
電子タバコの仕組み
ここでは、電子タバコの仕組みをパーツ別に分かりやすく解説していきたと思います。
①バッテリーユニット機能の搭載
電子タバコのバッテリーユニット機能とは、電圧や温度の設定変更で蒸気量の調節できるシステムです。異なるメーカーのアトマイザーと組み合わせることも可能で、自分好みに組み合わせられます。また、バッテリーユニット機能には「メカニカルMOD」と「テクニカルMOD」があり、タイプによって機能性が変わってきます。
メカニカルMODは、通電機能のみが搭載されているタイプで、ペンシルタイプが多いです。
小型で携帯しやすいよさがありますが、初心者には扱いが難しいので電子タバコの中級者以上の方におすすめです。自分で抵抗値など計算して取り付けるタイプのアトマイザーでなくてはならないので、電子タバコの正確な知識を持たない段階で、メカニカルMODの使用は危険です。
一方、テクニカルMODは、電子タバコ初心者の方におすすめです。取り扱いが簡単で価格もリーズナブルになっており、豊富なモデルのラインナップがあります。テクニカルMODには、安全装置や制御基板が電子タバコに内蔵されているので、電圧可変モードの利用で蒸気量の調節が可能です。
特に、温度管理機能が搭載されているタイプは、コイル温度を一定に保ってくれるので綿(ウィック)の焦げ付き防止になります。また、自分好みの味になるように温度設定をすれば、安定した温度で香りや味を楽しめるよさがあります。
② アトマイザー
電子タバコのアトマイザーは、「ドリップチップ」「コイル」「エアホール」「タンク」から構成されています。ここでは、それぞれの役割や機能について解説します。
・ドリップチップ
ドリップチップは、水蒸気を吸う口の部分です。いろいろな種類のラインナップがあり、長さ、形状、材質などで水蒸気の味も変わります。一般的には、金属製ドリップチップがポピュラーですが、樹脂製を使用されている方もいます。 いろいろ製品を試して自分好みを探してみるのがおすすめです。
・コイル
コイルは、それぞれの製品ごとに抵抗値に規定があります。抵抗値を見れば電流の流れにくさが分かるのですが、抵抗値が大きくなれば電流は流れにくく、少ない蒸気量になってリキッドの味が濃くなります。また、抵抗値の小さくなれば蒸気量が増えて、リキッドの味は薄まります。電子タバコでは、抵抗値はΩ(オーム)で表記されています。
・エアホール
エアホールは、アトマイザーの内部へ空気を取り込む部分です。エアホールが大きいと多くの空気を取り込みます。そのため、水蒸気量が増えてリキッドの味は薄くなるので、吸い心地が軽くなります。逆に、エアホールが小さいと濃い味わいと深い吸い心地が楽しめます。
・タンク
タンクは、リキッドを溜めるパーツです。タンク選びでは、いろいろなリキッドに耐久性のある耐熱ガラス製がおすすめです。注入方法は、アトマイザーの下から注入するタイプ、アトマイザーの上から注入するタイプがあります。
アトマイザーの下から注入するタイプを「ボトムフィル式」といいますが、充填する際にはアトマイザーをバッテリーから取り外して行います。
一方、アトマイザーの上から注入するタイプは「トップフィル式」といい、初心者には手間のかからないこのタイプがおすすめです。
加熱式タバコとは
加熱式タバコは、タバコ葉を加熱してニコチンを発生させるタバコです。従来の紙タバコに比べてスモークレスで周りへの影響が少ないことが特徴です。タバコ葉に含ませているグリセリンが蒸気を発生させるので、紙タバコに比べてタール量を90%以上減少させ、人体影響を低くしています。
加熱式タバコには「高温加熱式」と「低温加熱式」があり、タバコ葉を加熱する温度に違いがあります。
高温加熱式には、加熱式タバコであるiQOSが挙げられます。約300~350度で加熱するタイプや、200度を超えるタイプなどがあり、高温でタバコ葉を加熱して蒸気を発生させます。一方、低温加熱式には、加熱式タバコであるPloomTech+が挙げられます。約40度の熱で低温加熱するタイプになります。
基本的に加熱式タバコは、高温加熱式のほうが深い味わいになり、ニオイも強くなります。逆に、低温加熱式になると、軽い味わいになり、ニオイが少なくなります。
電子タバコと加熱式タバコの仕組みの違い
電子タバコと加熱式タバコの違いには、「加熱方法」と「水蒸気の吸引方法」に違いがあります。ここでは、加熱式タバコ【iQOS(アイコス)】【PloomTech(プルーム・テック)】を例に挙げて解説したいと思います。
【iQOS(アイコス)】
電子タバコとiQOSの違いには、タバコの加熱方法が挙げられます。iQOSは、タバコ葉を加熱ブレードに差し込むことで加熱され、ニコチンを吸引します。一方、電子タバコは、リキッドのカートリッジを加熱ブレードに差し込み、そこから水蒸気を吸引する仕組みになっています。
また、iQOSはタバコ葉1本ごとにホルダーの充電が必要ですが、電子タバコは本体とバッテリーが一体型なので、連続してタバコを楽しむことができます。
【PloomTech(プルーム・テック)】
電子タバコとPloomTechの違いには、タバコの水蒸気の吸引方法が挙げられます。電子タバコは、香りの付いたリキッドの水蒸気をフィルターを通して吸引しますが、PloomTechはタバコ葉カプセルの水蒸気を吸引します。
直接タバコ葉を加熱する仕組みのiQOSやgloとは異なり、PloomTechはグリセリン類のみを加熱し、タバコ葉カプセルを介してニコチンが含まれた水蒸気を吸引します。
加熱式タバコの中でもPloomTechは、最も電子タバコに近い仕組みとなっているのが特徴です。しかし、タバコ葉をiQOS、glo同様に使用していることは変わりません。
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