喫煙はCOVID-19重症化リスクを高める|禁煙と電子タバコへの切り替えを医学的観点から解説【参考資料】
安全性や受動喫煙や禁煙について
2026年05月08日
喫煙はCOVID-19重症化の明確なリスク因子

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2026年現在も季節性感染症のひとつとして流行することがあります。日本禁煙学会はCOVID-19が重症化しやすい人の特徴として、以下の4点を指摘しています。
| COVID-19重症化リスクが高い条件 |
|---|
| ① 高齢(60歳以上) |
| ② 喫煙(現在喫煙者・過去の喫煙経験者) |
| ③ 喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)のある人 |
| ④ 糖尿病・肝疾患などの慢性疾患のある人 |
②の喫煙そのものが明確なリスク因子として挙げられているほか、③のCOPDも喫煙と非常に深い関係にある疾患です。
喫煙とCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の深い関係
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、気管支や肺に障害が生じて呼吸がしにくくなる慢性の呼吸器疾患です。かつては「肺気腫」「慢性気管支炎」として別々に分類されていたものを統合した概念で、**別名「たばこ肺」**とも呼ばれるほど、喫煙との関連が強い病気です。
日本ではCOPDの発症原因の9割以上が喫煙であるとされています。初期症状は風邪と似ていて見逃されやすいですが、喫煙を続けることで進行・重症化していきます。
COPDの主な症状:慢性的な咳や痰、息切れ、動悸、風邪をひきやすくなる
さらに深刻なのは、COPDは喫煙者本人だけの問題ではないという点です。非喫煙者の約4.7%がCOPDに罹患しており、これは副流煙による受動喫煙の影響を示唆するデータです。WHOや日本医師会もCOVID-19の感染・重症化予防のために禁煙を強く推奨しており、禁煙によって肺機能の回復と免疫力の向上が期待できるとしています。
なぜタバコをやめられないのか|ニコチン依存のメカニズム

タバコの有害性を十分理解していながら、なぜやめられないのか。その答えは「ニコチン依存症」にあります。
ニコチンが脳に快感を与えるしくみ
タバコを吸うと、ニコチンが血液を通じて脳内のニコチン受容体に結合します。すると、脳が「快感物質」であるドーパミンを放出し、喫煙者は満足感や落ち着きを感じます。「タバコを吸うとホッとする」という感覚は、このドーパミン放出によるものです。
しかし約30分が経過すると体内のニコチンが不足し、今度は落ち着かない・イライラするという「離脱症状(禁断症状)」が現れます。この禁断症状を解消するためにまたタバコを吸う、という悪循環がニコチン依存症の本質です。
タールとその他の有害物質|タバコが体に悪い本当の理由
タバコが健康に悪い理由は、ニコチンによる依存症だけではありません。燃焼によって生じるタールとその他の有害物質が直接的な健康被害をもたらします。
タール
タバコ葉が不完全燃焼する際に発生する粘着性の液状物質。数百種類の発がん性物質を含み、体内のDNAなど生体物質と化学反応を起こして深刻な健康被害を引き起こします。
その他の有害物質
タールのほかにも、一酸化炭素・アセトン・ブタン・ヒ素・カドミウム・トルエンなどが含まれています。これらは燃焼に由来するため、加熱式タバコでも一部が発生します。

加熱式タバコと電子タバコの違い

「ニコチン依存がやめられない理由で、タールとその他有害物質が有害性の原因」であるならば、「ニコチンだけを摂取してタールと有害物質を排除する」という発想が生まれます。その実践が加熱式タバコと電子タバコです。ただし両者には大きな違いがあります。
| 比較項目 | 紙巻きタバコ | 加熱式タバコ | 電子タバコ(VAPE) |
|---|---|---|---|
| タールの発生 | 多量 | 大幅削減(ゼロではない) | なし |
| 一酸化炭素など | 多量 | 一部削減 | なし |
| ニコチン | あり | あり | 国内品はなし(添加品は個人輸入で可) |
| 燃焼の有無 | あり | なし | なし |
加熱式タバコは燃焼しないためタールの発生を大幅に削減できますが、タバコ葉を使用しているため燃焼に由来しない一部の有害物質は残ります。またニコチンも含まれるため、依存症の解消にはつながりません。
電子タバコはタバコ葉を使用しないため、タールおよびその他の有害物質が発生しません。日本国内販売のリキッドはニコチンなしが主流ですが、海外製のニコチン入りリキッドを個人輸入で活用すれば、「喫煙の行為」に近い体験を保ちながらタールを完全に排除することが可能です。
◆電子タバコは禁煙への橋渡しになりうるか◆

電子タバコの禁煙補助としての有効性については、賛否両論があります。
賛成派の主な意見: タールが発生しないため紙巻きタバコより健康被害が少ない。ニコチン入りリキッドを使えばニコチンパッチと同様の代替療法として機能する。完全禁煙への「橋渡し」として活用できる。
懸念派の主な意見: 完全に無害であるとはいえない。まだ解明されていない有害物質が存在する可能性がある。
現時点では電子タバコが完全に無害であるとは言い切れません。しかし、紙巻きタバコと比較してタール・有害物質の種類と量が大幅に少ないことは確かであり、「完全禁煙が難しい喫煙者にとっての段階的な移行手段」として、社会的な許容が広がっていく可能性が高いといえます。
ニコチンパッチが普及しているように、喫煙に近い体験を保ちながらタールを排除できる電子タバコを禁煙へのステップとして活用するという考え方は、欧米ではすでに主流になっています。
まとめ
喫煙はCOVID-19の重症化リスク因子であり、COPDの原因の9割以上が喫煙に起因するという事実は、2026年現在も変わっていません。ニコチン依存のメカニズムを理解した上で「タールと有害物質を排除しながら喫煙行為を維持できる電子タバコ」を禁煙への橋渡しとして活用することは、禁煙に何度も失敗してきた方にとって現実的かつ有効なアプローチのひとつです。


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