たばこ値上げ後の価格は?
電子タバコ関連について
2024年12月15日
2022年10月よりタバコ税が増税され、加熱式タバコを展開する大手3社にも大きな動きが出ています。各社の小売定価改定について、タバコ税がどの程度アップしたのかについて見ていきましょう。ここでは、タバコの基本認識と共にタバコの値上げ状況、今後需要が高まる電子タバコについてお届けします。
そもそもタバコの認識について
喫煙者にとってタバコとは?
タバコと言うのは、タバコ特有の豊かな味わい・香りなどを楽しみ、ひと時のゆとりを得たり、集中力を高めたり、様々な理由から愛用されています。しかし、その一方で、喫煙にはリスクも伴い、中々止められない方もいます。喫煙は、喫煙リスクの情報を元に、自分自身が喫煙するかの有無を自ら判断して、個人の嗜好で自由に楽しむものと言えます。
社会にとってタバコとは?
タバコと言うのは、様々に人とのコミュニケーションツールとしても愛用されています。その一方で、非喫煙者にとっては煙が迷惑になることがあります。また、吸殻を街にポイ捨てする行為は街や美観を損なう事にも繋がり、火災原因になることもあります。なので喫煙者は常にタバコのマナーを守って、十分に配慮を心がけることが大切です。また、社会経済の視点でもタバコは幅広い産業の担い手によって支えられており、人々の生計の糧にもなっています。喫煙者が負担しているタバコ税と言うのは、世界各国の財源に貢献しているものでもあります。
タバコの歴史とは?
日本での喫煙習慣
タバコと言うのは、1543年の鉄砲伝来でポルトガル人により伝えられたと言われています。慶長初期の頃には、タバコの栽培が指宿・出水や長崎付近で行われており、次第に各地へと栽培が広がっていきます。それと共に喫煙習慣も各地に広まり、江戸時代にはタバコを吸うことが流行した一方で、火災の恐れから喫煙禁止令も出ています。そして、明治以降になるとタバコの税則が定められ、たばこ栽培製造販売が本格化し始め、さらに喫煙習慣が広がっていきます。ですが、年少者へも喫煙の広がりを見せ始めたことをきっかけに、明治時代には喫煙令が出され、同年に未成年者喫煙禁止法が施行されて現在に至っています。
タバコの歴史的背景
タバコと言うのは、マヤ文明時代からの歴史的背景を持っており、世界各国で親しまれながら多様な文化を築いてきています。経済価値の高い農作物でもあり、急速な技術革新を経て19世紀末にはグローバル産業へ進展しています。その一方、庶民には贅沢な楽しみだったことから、禁制とされたこともあります。昨今、健康の観点から色々と議論されていますが、歴史的に500年以上もの歴史があり、今も多くの人から支持されています。
新しいタバコのスタイルとは?
近年、タバコ製品の形態と言うのが、色々と変化を遂げてきています。ひと昔前は、紙巻タバコがタバコの主流でしたが、技術革新で火を使用せずに味や香りを愉しめる、タバコの新しいスタイルが登場してきています。新しいスタイルのタバコは、タバコ葉を燃焼させない為、喫煙での健康リスク低減が期待されています。また、煙を出さず臭いも少ないので、周囲への迷惑軽減にも繋がっています。このようなタバコの新しいスタイルの製品と言うのは、喫煙者、社会、事業にとっても、有益に働いています。タバコの形態は変化しても、今後も多くの喫煙者にとって、タバコを選ぶ際の選択肢択になり、将来に向けたタバコの歴史を発展させていくものでもあり進化を遂げてきています。
タバコの税金が高い理由について
タバコ税の負担率は1本あたり約16.7円になります!
タバコの税は1本あたり約16.7円(国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税の合計)なのですが、基本的にタバコには、国タバコ税、地方タバコ税、タバコ特別税、消費税など、幾つもの税金がタバコにはかかっています。1箱600円の紙巻タバコを例挙げてみると、約360円がたばこ税、消費税が約55円(10%)で、合計で約415円かかっています。
600円のタバコの内、実際にタバコに払うお金と言うのは約185円で、大体60%以上は税金が占めているのです。
日本のたばこ税率は、他の先進国と比較するとまだ低い水準とされています。例えば、ヨーロッパ諸国ではたばこの価格の70%〜80%が税金で構成されています。
タバコ税の増税は、過去2003年7月、2006年7月、2010年10月、2022年10月と、現在に至るまでアップし続けています。また更なる増税が予定されています。
タバコの増税理由と税金の使い道とは?
どうしてタバコは増税されやすいのか
タバコと言うのは、身体に悪い影響を与えるとして社会問題化となり、飲食店や施設での分煙や禁煙が進みましたよね。また、日本だけでなく世界的にも、禁煙の流れができています。海外になると、たばこ1箱で1000円以上する国もあり、世界保健機構がタバコ税を価格の75%まで引き上げると提言したことも影響しています。つまり、税金をアップすることで禁煙を助ける構図もあり、タバコは増税対象になりやすくなっています。
タバコ税の使い道とは
本来、タバコ特別税と言うのは、莫大な債務があった旧国鉄と国有林野事業をサポートする為に作られたもので、国の借金返済に活用されていたものです。主に、国タバコ税は国の一般財源として、地方タバコ税は各地方自治体の一般財源として、税金が使用されています。基本的に、一般財源の使い道と言うのは自由になっているので、何に使用されているかは不透明な部分もありますが、福祉、教育、国民の暮らしなど、私たちの生活に関連のあることに使用されています。
近年新しく誕生した電子タバコの存在!
昨今、電子タバコの利用者は増えています。電子タバコは、香りのある液体を加熱し、水蒸気を吸引するもので、吸引機はたばこに似た形状になっています。海外の電子タバコになると、ニコチン入りのタイプがありますが、日本の場合は薬事法でニコチンは含まれていません。この事業法では、タバコの葉が使用されてない電子タバコと言うのは、法律上でタバコでは無いので税金が発生しません。また、電子タバコには副流煙の心配も無く、タバコの嫌な臭いがしないのも利点です。
年々アップするタバコ税と価格変動ついて
年々アップするタバコ税!
タバコは、1985年以降約20年間で1本あたり10円以上の増税がなされてきています。もちろん、1985年当時の価格は現在のタバコの価格に比べてずっと安いですが、フィリップモリスジャパンが販売されているマールボロは、現在、2024年10月1日で600円となっており、日本たばこ産業がライセンス生産していた同銘柄は280円となっていす。マールボロの小売価格と言うのは、フィリップモリスジャパンにライセンス返還されて以降、280円から300円、300円から320円、320円から440円へと年々値上げし続けています。そして現在は、300円以下だった価格から600円へと値上がりしており、約倍以上価格アップしています。
たばこ事業法とは?
日本では、タバコ事業法と言って国内タバコ産業を守る法律があります。なので、国内でのタバコ製造は日本たばこ産業しか認められておらず、外国製タバコ輸入販売に関しては登録制で、製造、販売、価格などが詳細に規定されています。
JT・PMI・BATがタバコ値上げを発表したことについて
日本タバコ産業は、消費税率10%引き上げに伴い、紙巻きタバコ115銘柄の価格改定を発表しており、1箱あたり10円の値上げがされます。また、フィリップモリスジャパンは、84銘柄、ブリティッシュアメリカンタバコジャパンは、80銘柄の値上げがなされています。
日本タバコ産業各40円〜50円アップ
日本タバコが行った価格改定では、小売定価改定によって、紙巻タバコ 136 銘柄、葉巻タバコ16銘柄、パイプタバコ3銘柄、刻みタバコ3銘柄、かぎタバコ18銘柄、加熱式タバコ48銘柄、合計224銘柄の価格アップを実施しています。1箱あたり10円の値上げとなり、値上げされたのは2018年以来です。一方、低温加熱式タバコは、加熱式タバコ市場での競争環境やお客様価格の受容性などが勘案され価格は据え置きですが、高温加熱式は値上がりしています。
紙巻たばこの主な価格
・マールボロ 600円
・ラーク 540円
・パーラメント 580円
・バージニア・エス 570円
加熱式たばこの主な価格
・IQOSヒートスティック 約550円〜600円
・gloヒートスティック 約530円〜580円
・プルームテック ヒートスティック 約480円〜500円
葉巻たばこの主な価格
・セブンスター(葉巻) 570円(1箱・10本入り)
・ゴールデンバット(葉巻) 600円(1箱・10本入り)
タバコの値上がりで需要が高まる電子タバコについて
電子タバコとは?
電子タバコと言うのは、リキッドタイプの液体を電気熱気化させ、その蒸気を吸引する使い方です。リキッドは種類豊富なラインナップがあり、味、香り、吸いごたえのある蒸気をニコチンやタール無しで楽しむことができます。なので、禁煙したいと思っている喫煙者をはじめ、非喫煙者からも電子タバコは人気があります。また、電子タバコと一見似ているアイコスやグローがありますが、電子タバコとは全く別物になります。電子タバコと言うのは、タバコ葉を使用しないもので、ニコチンやタールなどが入っていない液体を気化させて蒸気を吸引し、別名VAPE(ベイプ)とも言われています。その一方、アイコスやグローと言うのは、タバコ葉を使用して電気熱で加熱することで発生する、ニコチンやタールを含んだ蒸気を吸引し、加熱式タバコと言われています。このように、電子タバコと加熱式タバコには違いがあり、加熱式タバコは紙巻タバコの代替品で使用され、電子タバコはフレーバーと吸い応えを楽しむものとなっています。
電子タバコのタイプと特徴とは?
◆リキッド式電子タバコ◆
リキッド式電子タバコは、自分好みのリキッドをタンクに注入して使用します。本体サイズは比較的大きいので、操作する際に少し手のかかる面もありますが、リキッドの濃厚な味と十分な吸い応えを楽しめます。洗浄やパーツ交換など、定期的な電子タバコのメンテナンスが必要ですが、長く使使用する場合であれば、ランニングコストの面に関しては最も経済的です。リキッド式電子タバコと言うのは、自分好みの味や吸い応えを重視したい方や、ランニングコストを抑えたい方にお勧めです。
◆POD式電子タバコ◆
POD式電子タバコは、交換式タンクのPODに自分好みのリキッドを注入して使用します。自分でリキッド注入可能なので味や吸い応えも良く、また、リキッド補充とPOD交換だけの手軽さが挙げられます。シンプルな操作性や優れた携帯性など、使い勝手の良さに関してメリットも多く、要注目タイプの電子タバコです。POD式電子タバコと言うのは、味や吸い応え、また、手軽さを両立したい方にお勧めです。
◆カートリッジ式電子タバコ◆
カートリッジ式電子タバコは、専用のリキッド入りカートリッジを装着します。カートリッジへリキッドの補充をすることはできないのですが、高操作性やカートリッジ交換のみで楽しめる容易さや、携帯に便利な小型サイズ感など、使い勝手はとても優れています。リキッド式やPOD式と比較すると、以前は選べるフレーバーが少なかったですが、最近は互換性を持つカートリッジも多く、色々楽しむことができるフレーバーが増えています。カートリッジ式電子タバコと言うのは、操作やメンテナンスを削減したい方や、携帯のしやすさを重視したい方にお勧めです。
◆使い捨て式電子タバコ◆
使い捨て電子タバコは、使い切ると本体ごと交換するタイプです。本体へリキッド補充をすることはできませんが、操作が簡単でメンテナンスや充電が不要なので、最も気軽に試すことができます。また、長く使い続ける場合には、ランニングコストがかかってきますが、殆どのモデルを低価格購入できるので、試しに1本だけ吸ってみたい方には良いでしょう。使い捨て式電子タバコと言うのは、メンテナンスや充電せず快適に楽しみたい方や、初期費用コストを抑えて試したい方にお勧めです。
年々需要が高まる電子タバコ!
電子タバコは、タバコと名前は付いていますが、紙巻きタバコや加熱式タバコとは異なります。電子タバコには、フレーバーのついたリキッドを電気加熱して水蒸気を発生させて、そのフレーバーの味や香り付きの水蒸気を吸って楽しみます。タバコ葉は使用していないので、ニコチンやタールは一切含まれていないのが特徴です。なので、タバコ独特の煙たくて嫌な臭いのも無く、健康への悪影響も低いことが挙げられます。
また、電子タバコのリキッドには様々なフレーバーのラインナップがあるので、タバコをはじめフルーツなど色々と味を楽しめます。なので、その日の気分で自分好みのフレーバーに変えたり、自分だけの香りをカスタムしたフレーバーを楽しんだりすることもできます。さらに、電子タバコの本体にも多くの種類があるので、自分が使いやすいタイプのものを選んで使用することができます。自分で出力調整できるものは水蒸気量を調整でき、吸い応えの調整もできるのが特徴です。このように、電子タバコと言うのは、紙巻きタバコや加熱式タバコと比較すると自由なカスタマイズで、自分好みのものを見つけることができる嗜好品と言えます。
タバコ値上げは禁煙するきっかけになっている!
また、2024年度の税制改正大綱では、たばこ税について1本あたり3円程度の増税が予定されています。なので、少しでもタバコ代を節約したいと思っている喫煙者の方は多いと思います。こうしたタバコ値上げが進む現在、コスパに優れた禁煙補助効果が期待される電子タバコが、2018年頃から注目を集めてきており、喫煙者の禁煙のきっかけにも繋がっています。
どうして禁煙に電子タバコが効果的と言われているのか?
電子タバコは有害物質のニコチンやタールが入っておらず、タバコによる副流煙も発生しません。そして、他の禁煙グッズと異なる点は、喫煙模擬体験できるところです。喫煙者の大半は喫煙行動が習慣化しているので、禁煙を始めたとしてもタバコを吸わなくなることに対して苦痛を感じてしまい、禁煙に失敗するケースが多いことが挙げられます。禁煙による手持ち無沙汰は、喪失感やイライラを強く感じさせる原因にもなるので、喫煙習慣を突然断ち切ると言うのは中々難しいことなのです。
その点、電子タバコの使用は喫煙模擬体験ができ、無理に喫煙を我慢すること無く、禁煙には効果的に働きます。電子タバコは、ニコチンやタールを含まないリキッドを熱し、水蒸気化した煙を吸います。その為、自分の体に有害物質を取り入り込むこと無く、副流煙で吐き出すこともありません。現在、受動喫煙問題が取り挙げられていますが、自分はもちろん周りの環境に対しても優しくコスパにも優れており、電子タバコのニーズが高まる現代に見合ったアイテムと言えます。
まとめ
現在、タバコの値上がりによってタバコの価格は殆どが1箱600円程度です。なので、1日1箱吸う喫煙者であれば月に18,000円程の支出となります。しかし、電子タバコに切り替えることで、電子タバコを購入した後はリキッド代の購入費用だけで収まるので、ランニングコストも良く経済的に優れていることがお分かり頂けたのではないでしょうか?電子タバコのリキッドには沢山の味が存在しており、様々な味を楽しんだり、自分に一番合った味を見つることができたり、幅広く楽しむことができます。タバコ値上がりと共にタバコに対する価値観も変わってきているので、これを機に電子タバコを試してみてはいかがでしょうか。
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