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【2018年版】タバコ値上げ後の価格は?各ブランドごとに徹底解説

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2024年11月20日

電子タバコのコストパフォーマンス

2018年度の税制改正により、2010年10月1日から約8年ぶりに「たばこ税」が値上がりしました。

たばこ税の増税により、メーカー各社から販売されている従来の紙巻きタバコ他、加熱式タバコや葉巻タバコ、パイプタバコ、かぎタバコ、刻みタバコなど、合計150銘柄の価格が改訂されました。

増税以前から喫煙者の間では「いよいよ紙巻きタバコが1箱500円台に突入するのでは?」と噂されていましたが、それが今回のたばこ税の増税を受け“現実”になったというわけです。

ここでは、その気になる『各銘柄のタバコ値上げ後の価格』を最新情報と共に徹底解説します。たばこ税の増税を機に「禁煙したい!」という喫煙者の方や、「従来の紙巻きタバコの代わりになるものはないか?」とお考えの方は必見です!

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銘柄ごとに徹底解説!タバコの価格はいくら上がったのか?

長年の喫煙者が「禁煙」を本気で考えるきっかけとなった大きな出来事の一つが、2018年度のたばこ税の増税です。この税制改正により、大手たばこメーカーの各種商品を中心に、150種類の銘柄が値上げされました。

以下では、たばこ税の増税に伴い、各銘柄ごとにタバコの価格がどの程度上がったのかをまとめています。

JT

JT(日本タバコ産業)は、主力商品である「メビウス」や「セブンスター」、「ウィンストン・キャビン」などの紙巻きタバコをはじめ、150銘柄を対象に値上げを実施しました。メビウスは440円から480円と40円値上がりし、セブンスターも460円から500円と40円値上がりしています。

銘柄 タバコ値上げ前 タバコ値上げ後
メビウス 440円 480円
セブンスター 460円 500円
ナチュラル アメリカン スピリット 480円 520円
キャメル 380円 400円
ピアニッシモ 450円 480円
ウィンストン・キャビン各種 420円 450円
ハイライト 420円 450円
ピース 440円 500円
ホープ(10本入) 230円 250円
プルーム・テック(加熱式タバコ) 460円 490円

フィリップモリス・ジャパン

「マルボロ(マールボロ)」や「ラーク」、「パーラメント」を擁するフィリップモリス・ジャパンでは、91銘柄を対象に値上げを実施しました。マルボロは470円から510円と40円値上がりし、ラークは420円から450円と30円値上がりしています。

銘柄 タバコ値上げ前  タバコ値上げ後 
マルボロ各種 470円 510円
マルボロ・ブラック・メンソール 460円 500円
ラーク各種 420円 450円
ラーク・ハイブリッド・セレクション 410円 440円
バージニア各種 450円 480円
パーラメント各種 450円 490円
パーラメント・100ボックス各種 490円 540円
アイコス(加熱式タバコ) 460円 500円


ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)は、主力の「ケントシリーズ」をはじめ、93銘柄を対象に値上げを実施しました。ケントシリーズは、ケント・1・100ボックスが420円から450円へ30円の値上がり、ケント・エス・シリーズ・1・100ボックスは410円から440円と30円値上がりしています。

※たばこ税の増税により価格が値上がりした「従来の紙巻きタバコ」と「電子タバコ」中心に紹介しましたが、この他「葉巻タバコ」「パイプタバコ」、「かぎタバコ」、「刻みタバコ」の各商品も相次いで値上がりしています。

銘柄 タバコ値上げ前 タバコ値上げ後
ケント・1・100ボックス 420円 450円
ケント・エス・シリーズ・1・100ボックス 410円 440円
ケント・ディー・シリーズ・1・100ボックス 420円 450円
ダンヒル各種 460円 500円
クール各種 450円 480円
ラッキーストライクボックス 460円 500円
グロー(加熱式タバコ)ケントネオスティック 420円 460円
グロー(加熱式タバコ)ネオスティック 450円 490円

 

タバコの価格は今後更に上がる可能性は?

JTのメビウス、キャビン、フィリップモリスのマルボロ、ラーク、パーラメント、ブリティッシュ・アメリカン・タバコのケントなど、大手たばこメーカーの人気銘柄が2018年10月から値上がりしました。

タバコの値上がり価格を見るとわかりますが、すでに「1箱500円」を超える銘柄も出てきています。

長いあいだ喫煙を続けてきた喫煙者の方にとって、たばこ税の増税によるタバコ価格の値上げは非常に大きな痛手になっていますが、「禁煙を始めるべきかもしれない…」「従来の紙巻きタバコに変わるものがあれば…」と考える方が増えている背景にはもう一つ大きな理由があります。それは、「今後、段階的にたばこ税が増税されることが確実」ということです。

2021年までに3段階に分けて税率が改正

8年ぶりに改正された2018年度のたばこ税の増税ですが、急激な価格変動を緩和することを目的に経過措置が講じられていることでも話題を呼びました。

国税庁は、2018年10月1日から5年間のうちに「3段階に分けて税率を改正する」ことを発表しています。

そのため、次回の税率の引き上げは2020年10月1日から2021年9月30日まで、最終的な税率の引き上げは2021年10月1日から実施されます。

これから予定されているたばこ税の増税に合わせて、大手たばこメーカーが各銘柄の値上げを実施するかどうかは現時点ではわかりません。

しかし、今回のたばこ税の増税を受けタバコ価格が値上がりした状況から考えると、今後実施される予定のたばこ税増税に合わせて各銘柄の価格が値上がりをする可能性が十分にあります。

たばこ税増税に伴い、紙巻きタバコに加えて加熱式タバコの銘柄も初めて値上げされていることから、これまで以上に喫煙者にとって厳しい状況になってきています。そこで今注目されているのが、「従来のタバコの代わりになるもの」の存在です。

 

従来のタバコの代わりになるものとは?

たばこ税の増税により、多くの喫煙者が「そろそろ禁煙を始める時がきた」と感じているのではないでしょうか。実際、これまで何度も禁煙をしようと考えながらも、タイミングを逃して喫煙を続けてしまったという方も少なくないでしょう。

近い将来、タバコの価格がさらに値上がりする可能性が高いことを踏まえ、まずは「従来のタバコの代わりになるもの」に切り替えることから始め、着実に「禁煙」へと進めていく方法をおすすめします。

禁煙には電子タバコがオススメ!

“従来の紙巻きタバコの代わりになるもの”といえば、「電子タバコ」です。

欧米では「ベイプ(VAPE)」と呼ばれる嗜好品であり、先進国であるアメリカでは若者を中心に「ベイプカルチャー」という言葉が広く浸透しています。イギリスでは、禁煙補助を目的とし、医師の処方箋がある場合に限り、“医療品”として国が認可したベイプ専用のニコチン入りリキッドを購入することが可能です。

日本国内で販売されている電子タバコ用リキッドはニコチンを含まないものが一般的ですが、専用リキッドの量が多く長時間吸引できるため、コストパフォーマンスが高いと評価されています。製品によっては従来の紙巻きタバコ以上の“爆煙”を楽しむことができ、その満足感が口寂しさを和らげると人気です。

たばこ税の増税や急速に進む禁煙化の動きにより肩身の狭い思いをすることなく、無理なく少しずつ禁煙を達成するための代替品として、このような「電子タバコ(ベイプ)」への切り替えをぜひご検討ください!

 

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